な行

「な」の方言

松本弁:なから
標準語:だいたい、区切りのいいところ
「なから終わった」は「だいたい終わった」と訳す。
「なからに(訳:区切りがいいところで終わりに)して小昼にするじ」と言うのもよく使う言い回し。
松本弁:なるい
標準語:ゆるい、やさしいなど
「ゆるい」「楽に」「優しい」「簡単」などある事象に対して抵抗が少ない状態のときに使う。
「なるい坂」は「(勾配が)楽な坂」となる。
まれに「味」に対しても使う。「なるい味」とは、まずいわけではないが「ここが美味しい!」とは言えない味を指す。
松本弁:なるったけ
標準語:なるべく
方言としては理解しやすい。
「なるべく優しくしてくれるよね?」は「なるったけ優しくするずら?」となる。
松本弁:なんしろ
標準語:前提として
「何をするにしても」からの略語と思われる。前提条件の後、話しをまとめる時によく使われる。
「前提として合格してからじゃないと、話にならない」は「なんしろ合格しねーと、話になんねぇ」となる。

「に」の方言

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「ぬ」の方言

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「ね」の方言

松本弁:寝て起きる
標準語:寝る
「そんなにねむけりゃ寝て起きな」は「そんなに眠いのなら(ちょっと)寝れば(元気になる)」と訳す。
方言とはちょっと違うかもしれないが、松本人は「寝る」という行為に「起きる」を付け加えることで「今の状態より元気なる」というニュアンスにする。

「の」の方言

松本弁:のて
標準語:該当なし
「怠け者」「不器用」など少し蔑む意味があり、しかし完全にだめと烙印を押しているわけでもないので、標準語に該当するものがない。(標準語ではそれぞれ言葉によって意味が強すぎる)
「あいつは のて だで待ってやりや」=「あいつは(動作)が鈍いから少しまってやろうよ」というニュアンス。